プリセットの作成・初期化

工場出荷時にSDカードに保存されているプリセットや、GitHubDiscordにあるプリセット(いわゆる既存のプリセット)を読み込んで使用することはもちろん、ゼロから自分でプリセットを作成することもできます。

プリセットを作成するには、下の2通りの方法があります。

1:プリセットをゼロから作る

Qun mk2の電源を入れて起動した直後の音色が初期設定としてのプリセットであり、いわゆる「空の状態」です。(これは次で説明する「プリセット初期化」の「Blank」にあたります。)

そこから、PARAM MODE の各サブモードで音色を作り込んでいきます。

2:プリセットの初期化

Qun mk2では、あらかじめ用意されたテンプレートからプリセットを作成していく方法もあります。
それが「プリセットの初期化」です。
用途に応じた設定がスムーズにできるように、最適な状態のテンプレートが準備されています。

PARAM MODE もしくは PLAY MODE のときにプリセットの初期化が行えます。

  • プリセットの作成/初期化は、現在選択されている「バケット」に対して有効です。
  • Qun mk2の起動直後のバケットは「1」が選択されている状態です。
  • 8つあるバケットのうち、いまどのバケットがアクティブなのかをチェックするには、PLAY を押してください。
  • 1
    Shift+PARAM の操作で、プリセットの初期化を開始します。

  • 2

    「Initialize tone? 」とメッセージが表示されます。

    OK を押してください。

  • 3

    初期化のテンプレートリストが表示されますので、Dial または 7 or 8 ボタンでテンプレートを選択して、OK を押してください。

  • 4

    プリセット初期画面(OSC1の画面)に戻りますので、ここから諸設定を行っていきます。

初期化テンプレートの種類と説明

Blank

全てのプリセットのベースとなる初期設定です。とくに内蔵シンセエンジンを使った音色作成に向いていますが、もちろん、これをもとに他の4つのテンプレートと同様の音色作成を展開することも可能です。

Sampler

外部音声や音声ファイルをグラニュラーに取り込むサンプラーとしての最適な設定がなされています。
読み込んだ音声サンプルに音階をつけて演奏するような用途に向いています。

  • OSC1 type = AUX L 
  • OSC Octave = +1
  • Granular mode = ONE
  • Env1 Release = 58 (やや長め)

Slice

楽曲のフレーズやループを任意の場所でスライスして複数のワンショットを作成するのに最適です。グラニュラーによる音声読み込みが前提。

  • OSC1 type = AUX L
  • OSC Octave = +1
  • Granular mode = ONE
  • Env1 Release = 58 (やや長め)
  • OSC1/2 Keysync is disabled (1N2N)
  • Slice Spread is set to 1 (C4から半音ごとに各スライスを再生)

EvenSlice

ドラムのパーツなどが一定のタイミングで配置された音声をなど均等にスライスして擬似的なドラムキットなどを作成するのに最適です。グラニュラーによる音声読み込みが前提。

EvenSliceでは、スライスのサイズを「OSC1 MOD WIDTH」で適切に変更する必要があります。
( PARAM->Shift+1 )

  • OSC1 type = AUX L
  • OSC Octave = +1
  • Granular mode = ONE
  • Env1 Release = 58 (やや長め)
  • OSC1 mod src = FREQ1 (ノートにより再生位置を変調)
  • OSC2 mod src = FREQ2 (ノートにより再生位置を変調)
  • Keysync = 1N2N (ノートによる音階付けを無効)

Scratch

ビニールレコード・スクラッチモードに最適です。グラニュラーによる音声読み込みが前提。

  • OSC1 type = AUX L
  • OSC Octave = +1
  • Granular mode = ONE
  • Env1 Release = 58 (やや長め)
  • Env1 Src = ON
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