プリセット・バケット

Qun mk2には8つのプリセット・バケットがあり、プリセットを素早く呼び出して切り替えることができます。各バケットには1つのプリセットと8つのシーケンサー・パターンが含まれます。
8つのバケット情報はセッションに含まれて保存されます。

ファームウェア v5.24以降は「Rec Vol」および「Rec Pan」の設定が各バケットごとに設定可能になり、セッションデータとして保存されるようになりました。

現在のバケットをチェック

Qun mk2起動直後の状態で、PLAY を押したままにしてみてください。
下の画像のように 1 だけが点灯し、それ以外は点滅状態になるはずです。これは、「バケット1」が選択状態であることを示します。

バケットの操作

バケットを切り替える

バケットを切り替えるには、PLAY+1to8 を押してください。

  • バケットにプリセットをロードされていれば、そのプリセット名が表示されます。
  • プリセットがロードされていないバケットに切り替えると「Bucket x」(xは数字)と表示されます。

次に、PLAY を押したまま 4 を押してください。
「バケット4」が選択状態になり、それに対応した 4 だけが点灯し、それ以外は点滅状態になります。

バケットの仕組み

バケットの仕組みを理解するためには、まず以下の流れを試してみてください。

  • 1

    ボードをリセットする(起動直後の状態にする)

  • 2
    PARAM MODE->OSC1  において、OSC1のSHAPEを (saw)-> (sine)に変更します。

  • 3
    PLAY+2 の操作で、「バケット-2」に切り替えます。

  • 4

    「バケット-2」は初期状態ですので、サウンドがデフォルトの音色である(saw)になっているはずです。

  • 5

    さらにパラメータを変更してOSC1のSHAPEを (saw)->(white noise)に変更します。

  • 6
    PLAY+1 で「バケット-1」に戻ります。

  • 7

    最初に設定した (sine)のサウンドが呼び出されるはずです。

  • 8
    PLAY+2 を押して、再び「バケット-2」に切り替えます。

  • 9
    (white noise)のサウンドが呼び出されるはずです。

……このように、1 – 8 の各バケットに音色を設定するか、バケットにプリセットをロードしておけば、何度もプリセットをロードを繰り返すことなく、いつでも8つの音色を素早く切り替えて(リコールして)演奏することができるわけです。

バケット切り替えは任意のタイミングで反映されます。

バケット切替によるパフォーマンス

たとえば、ルーパーでドラム、ベースなどのベーシックなループを再生させている状態で、それと並行してシンセサイザー → ピアノ → ギター → 再びシンセサイザー。。。と、次々にバケットを切り替えて演奏を展開することができます。

もちろん、パターン再生中にプリセットのパラメーターを変化させてフィルターを絞ったり、エフェクトを変化させたりすることも可能です。

それに加えて、ルーパーのシーン切り替え、トラックのミュートなどを組み合わせれば、より複雑なパフォーマンスが実現できます。

バケットのコピー

たとえば、ひとつのプリセットに含まれるパターンは8つですが、同じ設定(音色)のプリセットであっても、連番を付けるなどして別名を付けて保存しておいて、8つの各バケットに異なるパターンを含むプリセットを読み込むことで、実質的に一つの音色で 64 パターンのバリエーションを展開できることになります。

さらにその8つのバケットの組み合わせを「セッション」として保存しておけば、いつでもお気に入りのプリセットの組み合わせでライブ・プレイを展開できます。

  • 1
    PLAY+1to8+Dial で、現在選択されているバケットをどの番号のバケットに複製するかを選びます。

    上の画像の例では、「バケット-1」を「バケット-2」にコピーしようとしています。

  • 2

    ボタンをリリースするとコピーが完了します。

    ※コピー先のバケットは上書きされます。

コピーをキャンセルする
PLAY+1to8+Dial で、ダイヤルを右に回し切る(最後の値にする)ことで複製をキャンセルできます。

  • 複製の操作により上書きされた”複製先のバケット”を元に戻すことはできません。
  • これを防ぐには、空(未使用)のバケットを複製先として指定するか……
  • たとえば、「バケット1をバケット2に複製したいが、バケット2を残しておきたい」という場合は、あらかじめバケット2を、バケット3や、その他の未使用バケットに複製して退避させておき、あらためてバケット1をバケット2に複製します。
    もしくは……
  • 各バケットの中身はプリセットですので、あらかじめ必要なプリセットを保存しておけば、いつでも目的のバケットにロードできます。
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