ボトム・ボードのスライダー部分を指でなぞることで、いくつかのパラメーターをリアルタイムにコントロールすることができます。
- あなたが、ファームウェア「v4.02」より前の Qun mk2 を受け取った場合は、ディップ・スイッチの設定を変更する必要があります。
- それ以降はディップ・スイッチが設定された状態で出荷されています。
- タッチスライダーがすでに動作しているQun mk2では、この作業は不要です。
タッチ・スライダーの動作を確認する
システム設定:2に入る
1
2
Dial もしくは
8 を押して項目をスクロールさせ、「System2」を選択状態にします。
3
ここで OK を押すと、「SYSTEM設定:1」の画面に移ります。
7 を押したときに「Slider:OFF」と表示された場合は、タッチ・スライダーが無効になっていることを示します。
4
7 を
押しながら Dial を回して、ここでは試しに値を「PITCH BEND」にセットしてください。
5
SYSTEM+1to8 を押して、一時的ピアノモードで音を鳴らしつつ、ボトム・ボードのタッチ・スライダー部を指でなぞってください。
シンセ音のピッチが変化すれば、タッチ・スライダーは正常に動作しています。
設定を行ってもタッチ・スライダーが動作しない場合は、本体の基板上にあるディップ・スイッチを確認して切り替える必要があります。
操作可能なパラメーター
- OFF(初期値)
- PITCH BEND
- MOD WHEEL
- CUTOFF
- MORPH(パラメーター・ロックのモーフィング)
- CROSS(クロスフェーダー)
- LFO TUNE
- OSC1 OCT(オシレーター1 のオクターブ)
- OSC2 OCT
- OSC12 OCT
- FM(OSC2->OSC1 のFMモジュレーション)
- MIX(OSC1<->OSC2 のミックスバランス)
- PIANO VEL(PIANO mode 演奏時のベロシティ変化)
ディップ・スイッチをセットする
- 本作業はQun mk2本体のパネルを分解する必要があります(はんだ付け作業はありません)。
- タッチスライダーがすでに動作しているQun mk2では、この作業は不要です。
- ドライバーがあれば分解は可能ですが、ボードを分離する際に要注意のポイントがあります。
- さほど複雑な工程ではありませんが、もしも、あなたが電子部品や精密機器の分解・組み立てに不慣れな場合は、得意な人に頼むのが無難でしょう。
- ディップ・スイッチはボトム・ボードにあり、スイッチを切り替えるには、いったんボードを取り外す必要があります。
- とにかく慎重に、ゆっくり作業してください。
1
ボトム・ボードのネジを外す
- 底面に4つのネジがあります。
- ネジを外したら、紛失しないようにトレーなどに集めておいてください。
2
ボトム・ボードを慎重に取り外す
- ボードをひねらないように、中間のボードと接続されているピンが曲がらないように意識して、ゆっくりと慎重に、垂直方向に取り外します。
- 3 枚のボードをまとめて優しくホールドしつつも、うっかり落としたりしないように!
- 取り外したボトム・ボード以外を破損しないように、退避させておいてください。
3
ディップ・スイッチを確認
写真ではわかりにくいかもしれませんが、スイッチのある箇所は、5mm x 10mm程度の非常に小さい部品で、さらにその中にあるスイッチの大きさは1mm程度です。
4
ディップ・スイッチをセットする
- 指や爪でスイッチを切り替えるのは困難です。
- ディップスイッチを切り替えるには、導電性のない樹脂や木製の道具を使ってください。
- 細さと強度を兼ね備えた「竹串」がオススメです。一般的な金属製のピンセットやドライバーなど、導電性のある工具で電子回路に触れることは避けるべきです。
- また、力を入れすぎるとスイッチ自体や他の部品を破損したり、自分が怪我をする恐れがありますので十分気をつけてください。急がずに、慎重に!
- タッチスライダーをアクティブにするには、下図のようにすべてのスイッチを下げる必要があります。
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組み立てて元に戻す
- 組立時も、ピンを差し入れる箇所に十分注意しながら、垂直に、ゆっくりと作業してください。
- ネジは締めすぎないように、抵抗を感じたら、それ以上締めないでも大丈夫です。