スライス・スプレッドについて知る
例:1
スライス スプレッドを「1」に設定するのが最も一般的な使用方法です。これは、ドラムキットや単純なサンプルのスライスに役立ちます。

↑ ドラムキットのサンプル
たとえば、キック/スネア/ハイハット、3つのサウンドを3つのスライスに割り当てたとき、マッピングは次のようになります。
| ノート | スライス | ピッチ |
|---|---|---|
| C4 | スライス 1:キック | オリジナルのピッチ |
| C#4 | スライス 2:スネア | オリジナルのピッチ |
| D4 | スライス 3:ハイハット | オリジナルのピッチ |
例:2
別の例を見てみましょう。「C4」「F#4」「C5」のピアノ・サンプルがある場合、「Sampler」テンプレートでプリセットを初期化してグラニュラーにサンプルを読込み、それぞれ「C4 =スライス1」「F#4 – スライス2」「C5 = スライス3」に設定して、スライス・スプレッドを「6」に設定します。(各音程が6半音差だから)

↑ ピアノのサンプル
この場合、マッピングは次のようになります。
| ノート | スライス | ピッチ |
|---|---|---|
| C4 | スライス 1 | オリジナルのピッチ |
| C#4, D4 | スライス 1 | ピッチシフトあり |
| D4#, E4 ,F4 | スライス 2 | ピッチシフトあり |
| F#4 | スライス 2 | オリジナルのピッチ |
| G4,G4# | スライス 2 | ピッチシフトあり |
| A4,A4#,B4 | スライス 3 | ピッチシフトあり |
| C5 | スライス 3 | オリジナルのピッチ |

……といった具合です。このように、サンプルファイルとスライスを組み合わせれば、複数のサンプリングポイントを持つメロディー楽器に使用できます。
一つのサンプルファイルだけで全音階をカバーするのは無理が生じることがありますので、この方式が有効になります。


