GRN:スライス・スプレッド

  • スライス・スプレッドが「0」のときは「スライス1」のみが有効となり、音程を伴って全ての鍵盤に割り当てられます。他のスライスは無視されます。
  • スライス・スプレッドが「1」以上のとき、1〜8の各スライスが「C4」から順に各鍵盤に得割り当てられます。
  • 1スプレッド = 1半音 を意味します。

スライス・スプレッドについて知る

以下の流れを実践するためには、まず「Sampler」テンプレートでプリセットの初期化を行ってください。

PARAM MODE->Shift+PARAM->OK

その後、プリセットを読み込むか、GRANULAR  で録音 もしくは サンプル読み込みを行ってください。

例:1

スライス スプレッドを「1」に設定するのが最も一般的な使用方法です。これは、ドラムキットや単純なサンプルのスライスに役立ちます。

↑ ドラムキットのサンプル

たとえば、キック/スネア/ハイハット、3つのサウンドを3つのスライスに割り当てたとき、マッピングは次のようになります。

ノート スライス ピッチ
C4 スライス 1:キック オリジナルのピッチ
C#4 スライス 2:スネア オリジナルのピッチ
D4 スライス 3:ハイハット オリジナルのピッチ
例:2

別の例を見てみましょう。「C4」「F#4」「C5」のピアノ・サンプルがある場合、「Sampler」テンプレートでプリセットを初期化してグラニュラーにサンプルを読込み、それぞれ「C4 =スライス1」「F#4 – スライス2」「C5 = スライス3」に設定して、スライス・スプレッドを「6」に設定します。(各音程が6半音差だから)

↑ ピアノのサンプル

この場合、マッピングは次のようになります。

ノート スライス ピッチ
C4 スライス 1 オリジナルのピッチ
C#4, D4 スライス 1 ピッチシフトあり
D4#, E4 ,F4 スライス 2 ピッチシフトあり
F#4 スライス 2 オリジナルのピッチ
G4,G4# スライス 2 ピッチシフトあり
A4,A4#,B4 スライス 3 ピッチシフトあり
C5 スライス 3 オリジナルのピッチ

……といった具合です。このように、サンプルファイルとスライスを組み合わせれば、複数のサンプリングポイントを持つメロディー楽器に使用できます。
一つのサンプルファイルだけで全音階をカバーするのは無理が生じることがありますので、この方式が有効になります。

  • Slice Spread( 2 ) を「0」より大きく設定すると、C4(60) ノートから順次、各スライス1 ~ 8 が適用されます。なお1スプレッドは半音を意味します。
  • スライスを活用したいときは、プリセットの初期化で「Slice」を選択するのが近道です。
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