サブ-ステップ

Qun mk2が扱う1ステップの中には、連符や和音など「複数のノート情報」が含まれる場合があります。それらに対して個別にパラメーターを設定するのが「サブ-ステップ」です。

PARAMモードの VEL  TUNE  WIDTH  PROBABILITY  についてサブ-ステップを編集できます。

サブ-ステップの画面表示

ボイス・インデックス
タイル
パラメーター
①ボイス・インデックス
  • Qun mk2の最大発音数が4であることにより、ボイス・インデックスは「1〜4」です。
  • 上の画像の例では、2つ目のボイスが選択されていることを示します。
  • 2以上のボイス・インデックスは「Quad Voiceモード」で機能します。(MONOモードでもインデックスは表示されますが、機能はしません)
②タイル
  • タイル部には3つの枠が並んでおり、1ボイスに含まれる音符の連続を意味します。
  • 塗りつぶされているタイルが「現在選択されているアクティブなタイル」を示します。
  • 各ステップに対応する 18 押しながら NO OK ボタンを押すことで、タイルを前後に移動します。
    • タイルを移動し終えたら次/前のボイスに移ります。
  • 上の画像の例では、連符の中の 1 つめの位置が選択されています。
  • 仕様上、4連符では2つめまでのタイルが有効です。
  • 発音順は、タイル1が2回->タイル2が2回、となります。
③パラメーター
  • ここには、現在のサブモードのパラメーターが表示されます。
  • 上の画像の例では TUNE  のパラメーターが表示されています。
  • 1to8+Dial でパラメーターを調整します。

現在選択されているボイスとタイルに対してのみパラメーターが調整されることに注意してください。

チュートリアル – 1:表示

シンプルなチュートリアルとして、まずは「サブ-ステップ」を表示させることから始めましょう。Qun mk2を起動させた直後の状態から説明します。

サブ-ステップを表示させる
  • 1

    Qun mk2が起動したら、PLAY を押してください。
    パターン-1の ON/OFF  画面になっているはずです。

  • 2
    Shift+5 を押すと TUNE  の画面に移ります。

  • 3
    1 を押したままにしてください。

    「Tune」と表示されていた部分が「+0, C5」と切り替わりました。

    これがサブステップを表示させた状態です。

チュートリアル – 2:連符

次に、「連符」に別個のパラメーターを設定します。ここでは結果がわかりやすい TUNE  の設定を例に、Qun mk2を起動させた直後の状態から説明します。

連符を設定する
  • 1

    Qun mk2が起動したら、PLAY を押してください。
    パターン-1の ON/OFF  画面になっているはずです。

  • 2
    1 押しながら Dial を回して、1番目のステップを に合わせてください。
    これは16分音符の連符を示します。

  • 3
    PLAY でシーケンスをスタートさせてサウンドを聴くと、1番目のステップが、16分音符で「ピピッ」と発音していることが分かります。
    これは、初期設定の音階「C5」が2回発音している状態です。

  • 4

    もう一度 PLAY を押して、いったんシーケンスを停止してください。

  • 5
    Shift+5 を押して TUNE  に移ります。ディスプレイに 「TUNE」 と表示されます。

  • 6

    次に 1 押したままにしてください。「TUNE」と表示されていた箇所に、サブ-ステップを示す番号とタイルが表示され、さらにその右側には「+0 , C5」と表示されていることを確認してください。これは、チューンが初期状態(つまり±0)で、音階としては「C5」であることを示します。

  • 7

    引き続き 1 押したままOK を1回押してください。タイルのドットが、-> と、左から右に1つだけ移動して、中央のタイルがアクティブになっているはずです。タイル上部の数字は「1」のままで、その右側は「OFF」と表示されています。

    これは、「ステップ-1」における2番目の連符が設定の対象になったことを示します。

  • 8

    引き続き 1 押したまま Dial 右に回して、タイルの右にある音階の値を「OFF」->「+4 , E5」に設定してください。

  • 9
    PLAY でシーケンスをスタートさせて、連続する16分音符が「C5->E5」と連続して発音することを確認してください。

  • 10

    同じ要領で、サブ-ステップのタイルを設定することで、3連符まで個別のチューンを設定できます。

チュートリアル – 3:和音

次に、サブ-ステップに和音を設定する操作手順に移ります。上の「チュートリアル – 2」と同じく TUNE  の設定を例に、Qun mk2を起動させた直後の状態から説明します。

和音を設定する
  • 1

    Qun mk2が起動すると、初期画面の PARAM MODE->OSC1  の画面が表示されています。

  • 2

    そのまま、Shift+8 を押して、 PARAM MODE->OTHER  に移ります。
    サブ-ステップで”和音”を設定したいので、プリセットの発音設定を切り替えるためです。

  • 3
    7 を押しながら Dial を回し、「Voice Mode」を「MONO->QUAD」に切り替えてください。

  • 4

    シーケンスの設定に移ります。PLAY を押してPLAYモードに切り替えてください。

  • 5

    シーケンスのサブモード ON/OFF  が表示されています。

  • 6
    1 を押すと、1番目のステップがON になります。

  • 7
    PLAY でシーケンスをスタートさせると、1番目のステップが「ピッ」と発音していることが分かります。

  • 8
    Shift+5 を押して TUNE  モードに移ります。ディスプレイに「TUNE」と表示されます。

  • 9

    次に 1 押したままにしてください。「TUNE」 と表示されていた箇所に、サブ-ステップを示す番号とタイルが表示され、さらにその右側には「+0 , C5」と表示されていることを確認してください。これは、チューンが初期状態(つまり±0)で、音階としては「C5」であることを示します。

  • 10

    引き続き 1 押したままOK 3回押してください。
    タイルのドットが、->-> と、左から右に移動していき、下の画像のように、タイル上部の数字(ボイス・インデックス)が「2」に切り替わります。

    これは、ステップ-1 の 2 つめのボイスが設定の対象になったことを示します。

  • 11

    引き続き 1 押したまま Dial を右に回して、タイルの右にある音階の値を「OFF」->「+4 , E5」に設定してください。

    これで、「ステップ-1」の 2 つめのボイスが E5 に変更されました。

  • 12
    PLAY でシーケンスをスタートさせ、「C5」と「E5」が同時に発音して和音になっていることを確認してください。

上の手順を繰り返せば、 3 つめ、 4 つめまでの和音を設定できます。 3 つめの TUNE を「+7 , G5」にすれば、「C5 , E5 , G5」、つまり「Cメジャー」の和音が構成されるわけです。

以上、3つの例を挙げましたが、サブステップは  VEL  TUNE  WIDTH  PROBABILITY  において、同じ要領で、しかも個別に設定できます。
ステップ単位だけでなく、サブ-ステップにも柔軟な表現の設定ができますので、工夫次第でかなり複雑な表現が可能です。

サブ-ステップのヒント

MIDIキーボード/コントローラーの活用

サブ-ステップの設定おにいても、もちろん、MIDIキーボードやMIDIコントローラーの利用が有効で、設定がより素早く行えると思います。

さまざまな表現

サブ-ステップの設定をうまく使えば、以下のような表現を細やかに設定できます。

  • スネアの連打において徐々にベロシティが上がっていく表現
  • シンセ・リードの演奏で、徐々にノート長が短くなっていくような表現
  • 連符の一部だけ または 和音の一部だけ、発現する確率 PROBABILITY  を変化させる

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